フッ素系離型剤で安全確保と作業効率を向上させることのできる理由!

成形現場での使い易さを重視するならフッ素系離型剤が最適

水泡

納期厳守で製品の生産をどんどん進めなければならない現場で、使いやすい離型剤とはどのようなものでしょうか。例えば、フッ素系離型剤の中には、スプレータイプの製品があります。これは、成形作業の最中に金型に塗布した離型剤の効き目が薄れてきた場合に、その場ですぐに応急処置をするのに役立ちます。フッ素系離型剤は、そもそもが、フッ素コーティングによる非粘着性という特有の性質ゆえに、高度な離型効果を誇る製品です。このお陰で成形の失敗率が非常に低く、この点だけでも現場では十分に使いやすい離型剤と言えますが、更に現場での追加塗布が可能なタイプもあるとなれば、使い易さ満点と言ってもいいでしょう。
加えて、フッ素系離型剤では、不燃性溶剤を使い、引火性がないタイプの製品があります。作業に追われる現場においては、そういつも換気に十分な配慮が出来るとは限らず、そのような場所で可燃性の薬剤を大量に使用するのはかなりリスキーなことです。引火性について心配しなくていいフッ素系離型剤であれば、現場作業に従事するスタッフも安心して業務に集中できるでしょうし、その分、作業効率がアップすることが期待できます。
現場で使いやすい離型剤をお求めなら、フッ素系離型剤が最善の選択と言えるでしょう。

扱いが難しい精巧な製品の成形ならフッ素系離型剤が適任

製品の成形の際に使う金型に塗布する離型剤を選ぶ場合、扱っている製品がどの程度精巧なものなのかを考慮にいれておくことも大切です。シリコン製品やプラスチック製品の中には、非常に小さいものや複雑に入り組んだ形のものも多くあります。こうした製品は、そもそもこれを正確に形作ることが出来る金型の準備も大変ですが、そこから成形物にダメージを与えずに取り外せる離型剤を見つけるのも大変です。こうした扱いの面倒な製品の成形を行っているのであれば、第一選択肢は、やはりフッ素系の離型剤でしょう。
フッ素系離型剤は、フッ素コーティングの原理を応用した離型剤です。フッ素コーティングで、非粘着性としてよく知られた特性を発揮するために必要なフッ素樹脂被膜は、非常に薄いことが特徴です。これは、精密なプラスチック製品、シリコン製品を離型する際にも、有利に働く特徴と言っていいでしょう。極度に薄い、或いは細くとがっていて長い形の製品の場合、金型のスペースもひどく狭いものになります。厚塗りしなければ離型効果を発揮してくれない離型剤だと、へたをすると、離型剤だけでそのスペースが埋まってしまうことにもなりかねません。
極薄な塗膜で十二分な離型効果があるフッ素系離型剤なら、精巧な造りの製品も完璧に仕上げることができるでしょう。

生産コストを抑える!原材料のロスを極限まで減らせる離型剤

ペーパータイプ、或いは金物で出来た各種の抜き型を使ってパンやケーキを焼いたとき、焼きあがったものを型から取り出す際に、幾分か、中身のロスが発生します。ケーキやパンの原材料である小麦粉の生地が、型の内側にこびりついてしまうためです。このロスの分は食べることが出来ず、非常に勿体ないものですが、型の内側にバターやオイルを塗布しておけば、このようなこびりつきを防ぐことが出来ます。
シリコンやゴム製品を製造する過程でも、同じ課題に直面します。成形するのに使う金型に原材料のシリコンやゴムがが付着して、成形物が一部破損したり、形が崩れて、製品として使えなくなってしまうのです。そこで、金型へのシリコン等のこびりつきを防ぐため、離型剤が使われます。特に、フッ素コーティング剤による非粘着性という性質を利用したフッ素系の離型剤だと、成形物は非常に簡単、スムーズに金型から外れてくれます。お陰で、貴重な原材料のロスが発生せず、その分多くの製品を作ることが可能になります。
製造業では、生産コストを抑えられるだけ抑えることは、利益率を上げるために欠かせない要件です。離型剤は、このような形で、生産コストダウンに一役買っています。

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